どのような家も、新築においては全く問題なく、数年は快適に過ごすことができるでしょうが、数年過ぎると、いろいろな部分が気になり始めるかもしれません。家の壁に水垢が付き始め、なんだか汚らしくなってきたとか、全体的に古めかしい雰囲気になってきた、またひどい台風が来たときには、雨漏りがしてしまった、そんなこともあるかもしれません。そして屋根の修理が必要になるような事態が起こることも考えられます。こうしたことは、どこの家でも遅かれ早かれ起こることであり、そうした費用への対策をしっかりとしておかねばなりません。ローン返済がぎりぎりなので、メンテナンスのために数十万円とか100万円を用意できない、そんなことにならないように、貯金をしていくことは大切です。新築完成から10年を迎える前に、なんらかの大きなメンテナンスが必要になることを想定しておくことが必要であり、それをしないと、あとで苦労することになるでしょう。